鎌倉大町周辺地区は 建長5年(1253)に鎌倉に入った日蓮上人が松葉ヶ谷に小さな草庵を建てました。日蓮上人が最初に草庵を結んだ所と伝えられる寺が3っあり、妙法寺安国論寺、そして長勝寺です。この草庵から日蓮上人は、毎日小町大路の街頭に出て、道行く人々につじ説法を行って法華経の教えを説いていました。当時の鎌倉は地震、暴風雨、干ばつ等で疫病が続発し、恐怖と不安におののく人々を救おうと、つじ説法する日蓮上人の教えは、信者を増やしていきました。その他、この地区には北条政子ゆかりの安養院があります。

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