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             覚園寺(かくおんじ)  
由来
この寺は、鎌倉幕府二代執権・北条義時が,建保6年(1218)に建てた薬師堂が前身。それを永仁元年(1296)に北条貞時が元寇襲来が発生しないことを祈り寺に改めた。
その後、火事で焼失したが文治3年(1354)、足利尊氏によって再建された。この寺は後醍醐天皇や足利尊氏等代々の為政者の手厚い保護を受けてきました。
多くの寺が変貌していく中でこの寺は鎌倉時代の風情を残した古寺であり、静寂な所である。本尊は薬師如来(国重文) 国史跡。

仏像彫刻の多彩さは鎌倉有数


  *境内での撮影は禁止されています
 見所
愛染堂
覚園寺の入口正面にあり、1905年に廃寺となった大楽寺の本堂を移築。堂内中央に本尊の木造愛染明王坐像のほか、右に鉄造不動明王坐像、左に木造阿閃如来坐像があり、堂の外から拝観できる。木造阿閃如来坐像は鎌倉十三仏の一つ。紅葉の季節は周囲に色づく真っ赤なカエデが美しい。
 
薬師堂   
薬師堂の建築様式は禅宗様である。寄年(1354年)、足利尊氏によって建立されたものであった。尊氏建立当時の本堂は現在より平面、高さともに規模が大きく、屋根も裳階付きであったことが判明している。梁に取り付けた札)には足利尊氏の自筆の銘がある。本尊薬師三尊像のほか、十二神将像、阿弥陀如来坐像(鎌倉市二階堂にあった廃寺理智光寺の旧本尊)、伽藍神像などを安置する。仏像彫刻の多彩さは鎌倉有数。
地蔵堂 
地蔵堂には別名黒地蔵の名で親しまれている木造の地蔵菩薩立像(国重文)のほか、信者が寄進した地蔵を安置する。
旧内海家住宅
鎌倉市手広にあった江戸時代の名主の住宅で、1981年に覚園寺に移築された。
境内MAP  覚園寺の境内の名所を分かり易く地図で表示します。
             
覚園寺の境内MAP
歴史リンク 覚園寺の創建された歴史背景と時期を表示します。
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仏像 覚園寺の仏像を紹介。 覚園寺の仏像へリンク
行事 覚園寺の主な行事  黒地蔵縁日(8月10日午前0時 - 正午)  
散策 覚園寺を含めた散策コースを紹介。 
              
①覚園寺・瑞泉寺散策コース             
              ②天園ハイキングコースへ    
            ③仏像散策コース
基本情報             アクセス JR横須賀線鎌倉駅東口から京浜急行バス、鎌倉宮(大塔宮)で下車徒歩12分。
住所 〒248-0002 鎌倉市二階堂421
TEL
0467-22-1195
定休日 雨天、荒天時、8月、12月20日~1月8日 
拝観時間 10:00~15:00
※10:00から1時間ごとに寺僧による案内がある(平日は12時は除く)
※案内時間は約1時間
拝観料 大人500円、小中学生200円
駐車場 あり(無料)
WEB情報 覚園寺 Wikipedia
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主な周辺情報
(画像がリンクします)       
      
     永福寺跡  瑞泉寺
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